籐あじろ 籐むしろ

ji-an

2013年06月11日 22:42

夏の風物詩と言っても良いぐらい
以前は夏になると 籐の上敷き をよく見かけていました

インドネシアで産出して台湾で加工さらに細かく作業を日本で
でも今は産出国のインドネシアの物しかないと言っていいぐらいです

大きく分けて あじろ と むしろ があります
あじろは綾織り むしろは筋状になっています
本来の使い道は

 あじろは畳の上 (裏に和紙が貼ってあるので畳に優しい 現在の物は布です)



 むしろは板張りの上 以前は裏打ちが無かったので畳に優しくない敷物なのです
 水に強いので昔は風呂の脱い場の敷物でした
 竹に似ていますが割れても棘(トゲ)は刺さりません

夏 京都の高級料理店に行けばあじろが 普通の所に行けばむしろ
正座してあじろはやわく足が痛くありませんがむしろはやや痛い
こんな説明をするのは私ぐらいです  でもホントの事です

今はどちらも裏打ちされていますから畳の上に敷いても
畳に優しいです
見た目も涼しげですし 実際ヒンヤリと冷たいです 本物はいいですよ > 。。〇

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